年代、性別ごとの血圧の平均値一覧

血圧の平均値は、年代、性別でも変わってきます。先ずは、二つの機関でだされた平均値を比較してみます。

性・年齢階級別平均値(NIPPON DATA 2010)

(mmHg)30代40代50代60代70代
男性124.2
79.7
127.4
83.4
136.9
86.8
140.9
84.2
144.1
81.0
女性113.1
71.5
121.0
76.8
129.6
80.2
138.1
81.4
140.3
78.4

参照:NIPPON DATA2010 問診集計表

性・年齢階級別血圧平均値(厚生労働省2015年データ)

(mmHg)30代40代50代60代70代
男性123.3
79
125.7
84.3
133.1
85.1
137.9
84
137.9
78.5
女性109
69.2
118.1
75.4
127.2
79.8
132.5
79.7
137.8
76.6

参照:厚生労働省「血圧の平均値および標準偏差の年次推移」

この二つの平均値を比べると、血圧は加齢と共に高くなる傾向があり、また、女性の血圧平均値は、30代、40代では男性よりも低いものの、60代となるとほぼ同じとなってきます。これには、女性ホルモンの変化が関連してくるようです。

高血圧対策は、年齢があがるにつれて、日常の生活の中に取り入れていく必要性があることがわかります。

血圧の高さが決まる仕組み

心臓と血管を流れる血液の状態から、血圧を測定することで血圧の高さを確認します。また、血圧値は2つの数値で構成されます。