頭のツボ

風池(ふうち)
場所:後頭部の髪の生え際付近の後頭部の中央にあるくぼみと、耳の後ろの中間あたりにあります。

血圧を下げる他にも、頭痛や肩こり、自律神経失調症にも有効のようです。

百会(ひゃくえ)
場所:両耳の先端ラインと頭の中心線がクロスとなるところ・頭のてっぺん

親指で側面を支えながら指を使って押します。頭をクリアに、神経を落ち着かせることで記憶と集中力をあげ、うつの軽減にも役立ちます。 また、眼の問題、頭痛、めまい、過敏症の症状にも効果が期待できます。

手のツボ

合谷指圧(ごうこくしあつ)
場所:人差し指と親指の骨が交差するところ

疼痛・高血圧をはじめ様々な疾患に有効とされています。反対の手の親指でツボを抑え、残りの指で手のひら側を支えながら、少しの痛みと気持ち良さを感じる程度の刺激を与える・3~5分ほど・左右交互に

手心(しゅしん)
場所:手のひらの中心点といわれてますが、拳をつくった際に薬指の先端があたるところ

バランスをとる・精神を落ち着かせ疲労回復・血流が改善されることで血圧が正常にもどることから高血圧のみでなく低血圧にも有効です。反対の手で支えながら親指でツボを抑え、小さな円を動かすように適度な圧力で指圧・5秒押したら5秒かけてゆっくり離すことを1セットとして4~5回

足のツボ

湧泉(ゆうせん)

場所:土踏まずの上、中央・足の指を閉じてくぼみのできるところ・人差し指と中指の中央の延長線上

効果については、血圧をさげるとともに、頭痛、耳鳴り、咽頭痛、腰痛、睡眠障害、閉経後の症状緩和などがあります。

足裏のツボを親指で押す・数秒間隔で押したり弛めたりの刺激を交互に与えます。足裏のツボ指圧は、座禅を組むような形となるため、ストレッチ効果もあります。しかし体勢が辛かったり届かない場合は、無理をせずに棒を使ったり、誰かに手伝ってもらうと良いでしょう。また、もう一方の手で足指をゆっくり回せば足首のストレッチも同時に行えます。

足三里(あしさんり)

場所:膝のお皿(膝蓋骨)の下、骨の出っ張りの外側

血圧を下げる効果だけでなく、胃が弱っている時や頭痛にも有効です。少し痛いと感じる程度の強さで、3〜5分ほど押しましょう。