4. 運動を取り入れる

運動時間として、毎日30分以上を目標としてあります。

しかし急に運動をはじめることでの身体への負担が心配な方は、
・掃除
・洗車
・子供と遊ぶ
・自転車を利用する

など普段の生活の中で体を動かす機会を増やしていくことがおすすめです。

5. お酒を控える

アルコールは喫煙とともに「断つべき」ものと思われる傾向にあります。

アルコールは飲み過ぎると害になるものの、適度な量であれば健康リスクへの効果が知られています。例えば自宅でゆったりと飲む場合はリラックスできるため、飲酒量を控えめにすることでストレスの解消に役立つともいわれています。

最近、お酒を少し飲む人は心不全やがんになる危険性も小さいことがわかってきました。アルコールを1日30ml(日本酒1合、ビール大瓶1本に相当)以下をたしなむ人は、まったく飲まない人に比べると、循環器病による死亡率、全死亡率ともに少ないのです。

参照:国立循環器病研究センター

厚生労働省の示す指標では、節度ある適度な飲酒量を次のように設定してあります。

節度ある適度な飲酒
ビール中瓶(500mL)1本
日本酒 1合
チュウハイ(7%、350mL)缶1本
ウィスキーダブル 1杯
ワイン 2杯

アルコールで顔面紅潮が起こったり、アルコールに弱い場合は、データ的に高血圧を引き起こしやすいことも言われてます。

また、外で飲む場合は、ついつい味の濃い食べ物や、塩分の多い食べ物に手を出しやすくなります。更に冬である場合、店内と店外の急激な温度差への対策も必要です。

6. 禁煙をする

喫煙は一時的に血圧を上昇させますが、高血圧を引き起こす直接的な原因とはみなされていません。しかし、タバコの化学物質によって動脈壁を破損する可能性があることから、動脈を狭くして血圧を上昇させる可能性を高めるといわれています。また、喫煙の周りの人へ与える間接喫煙(受動喫煙)リスクを認識することも大切です。